【Splatoon】全国2位を取れるチーム作り

初めまして、もちと申します。
友人に「スプラトゥーン甲子園に向けて何か参考になるアドバイスが欲しい」と聞かれ教えていくうちに、記事にしてみたら面白いんじゃないかと思い、今回このような記事を書かせて頂きました。
昨年の第1回スプラトゥーン甲子園で全国準優勝を取ることができた経験からいろいろと書いていきます。
第2回スプラトゥーン甲子園に出場するチームの役に立てば嬉しいです。
このような書き物はあまり慣れていないので至らない点があると思いますがご了承ください。
僕の主観的な考えで書いているので、そこまで期待しないでください。


目次

・ブキ編成
・大会に向けての練習について
ナワバリバトルの戦い方
・実際に公式大会に参加してみて

ブキ編成

大会に向けて誰もが必ず考えることになるのはブキ編成です。
僕のチームでは「負けた時に後悔しないブキ選びにしよう」が基本の考え方だったので僕はそこまで深く考えていなかったのですが、やはり勝ちを目指すからにはステージごとにどのブキを選択していくのかなど、考えを深めていく必要があるでしょう。
今回は初期5ステージ以外のクセの強いステージが対象な上メインギアの変更が可能ということで、その考えは昨年以上に大事になってくると思います。


甲子園ルールで戦っていく上で大体の人が強いと感じるであろうブキがダイナモローラーだと思います。
メインの性能が塗りで見てもキルで見ても明らかに強く、マーキングガードを採用できない昨年大会ではスーパーセンサーが猛威を振るったので上位チームで多く採用されました。
今年の大会でもダイナモが強い環境は変わらないと思います。マーキングガードを採用できるようになったとは言えメイン1枠を割くほどの必要性を感じられないこと、そしてダイナモ自身が復活短縮やステルスジャンプと言った性能を伸ばすギアを採用することができるからです。
今年は昨年以上にダイナモ対策を考えないといけないでしょう。


個人的には昨年ではほぼ見られなかったブラスターを採用したチームが上がってくるんじゃないかなと予想してます。
と言うかブラスターを採用しないとダイナモが重いです。シューターシューターダイナモチャージャー編成だと押し込まれるとチャージャー以外にダイナモを処理し辛いんですよね。
ノヴァブラスターネオはそこそこ塗りにも参加できる上に強いポジションを取れればシューター以上に押し込みやすい点で強いんじゃないかなと思ってます。ラスト数十秒でのボムラッシュは固める側でも打開する側でも非常に強力なのでそこも優秀ですね。ダイナモに大して強いと言えるのか微妙ですが。
他のブラスターももちろん優秀なので、今年はブラスターに注目しています。


昨年見なかったブキで上がってくると言えばやはりスプラスピナーコラボじゃないでしょうか。
昨年ではまだスプラトゥーン界全体でスピコラの研究が進んでいなかったのと、固定ギアが性能と噛み合わずイマイチな点で採用率が低かったですが、今年は性能を引き出せるので採用率は高くなると思います。
ガチエリアでもそうですがポイズンボールが強い、上に書いたダイナモ対策にもなりますし、ガチエリア以上に多くなるであろう相手のバリア打開を完全に潰すことができるのがいいですね。
ラスト数十秒で当てればそれだけで塗り面積に繋がりますし、このブキを採用しない理由があまり無さそうです。


他にはブキチセレクションで追加されたN-ZAP83プロモデラーPGと言った「塗り性能が高いダイオウイカ持ち」も警戒しておく必要があると思います。
ガチエリア以上に塗りに余裕がありそれだけスペシャルを発動させる回数も増えるので、ダイオウイカでこちらのダイナモが倒されて押し込まれた…と言ったケースも増えるんじゃないかなと。チーム全体で対策を考えておく必要があると思います。


もちろん昨年も多く採用されたスプラシューターコラボ.96ガロンデコも強いことに変わりは無いですね。
今年はいろんなギア使えますし。


大会に向けての練習について

ブキ編成も決まりすることと言えばやはり練習ですね。普段やり慣れていないルールですし、ナワバリバトルは最後まで勝敗が決まりづらいので、勝ち筋を太くするためにもどんどん練習はしておきましょう。
練習に関してですが、殆どの方はSkypeなりDiscordなりで通話を繋いで報告しながらしていると思いますが、通話は繋いでも報告はしない方が本番のために役立ちます。
理由は本番は報告している余裕が無いことと、そもそも報告が聞こえないからです。
自分の部屋のやり慣れたモニターの前でするスプラトゥーンではなく屋外で大勢の観客の前、しかも全国ネット配信されているともなれば普段の実力の一部しか出せないものです。
そういう環境では出来るだけ考えなくてはいけないことは減らしておきたいですよね。その分プレイに集中したいですし。
というか声援とかで声聞こえないので…。全国で当たったあるチームは対戦中に報告しててスゲーって思いました。


では報告無しでどうやってプレイを合わせるのかというと、カモンナイスです。
これらはゲーム内で文字で見えるので聞く必要が無く、報告と違いミスすることもありません。
実際に僕のチームでは、カモンは「敵に追われているから助けに来て」「スペシャルが溜まったからこっちに来て」「何か知らんけどとりあえずこっち来て」などとにかくこちらを見てという目的で使っていました。
一方ナイスは「ここで敵にやられた」の1つの目的でのみ使っていたので、カモンを見ればそこに向かいナイスを見れば敵がいるから警戒するという簡単ですが分かりやすい意思疎通が出来ていました。
これは日頃から練習で取り入れておかないと出来ないんじゃないかなと思います。


後はニコ生のコメントやTwitterで笑われないように当日着るオシャレな服とか準備しておけばいいんじゃないかなと思います。


ナワバリバトルの戦い方

よく言われるのがステージ全体がガチエリア、ですがまぁ大体そんな感じでした。基本的な考え方はあまり変わらなかったです。
ただ明らかに違うのはラスト30秒からで、ここの30秒でデスしてしまうとそれだけで勝敗が決まるほど大事です。
ナワバリバトルのラスト30秒からはソード・アート・オンラインをしているんだと思ってください。
何故そこまで大事なのかと言うと「相手の塗りを塗り返す時間が残っていないことが多い」「こちらのスペシャルは発動できなくなるので相手のスペシャルを一方的に受けてしまう」などです。
ナワバリバトルには3分間戦いきった後の塗り面積以外に勝敗を決める要素はありません。相手を何人キルしようが最終結果での塗り面積が負けていれば負けです。
試合の途中まで押し込まれてキルされ続けても、ラストの数秒で塗り返しさえすれば勝てるゲームなんです。
それだけ試合の終盤というのは大事な時間で、ラスト30秒に向けてスペシャルを貯めたり有利なポジションを確保したり準備するのがナワバリバトルだと思ってください。
その時間にデスすればそれだけで塗り面積でもスペシャルの数でも勝てないですよね。なのでラスト30秒は物凄く大事な時間なんです。
理想はラスト30秒にはスペシャルを保持しておいて、相手のスペシャルに合わせてカウンターを仕掛けたりこちらが押し込んだりとしていきたいですね。


固めに関してですがあまり何も考えていなかったので特に何も書けません。
昨年はシオノメ油田で独特な戦略で圧倒的な制圧力を見せるチームがいたりと、ステージごとに考えればいくらでも考え込めるルールだと思うので、今年もそういうのが見られるといいですね。


実際に公式大会に参加してみて

最後は僕の経験から、注意しておくべきことなどを。
当日は観客も多いですしカメラに映されてますし全国ネット配信されているので凄く緊張すると思いますが、出来るだけ早くその空気に慣れるのも勝敗を分ける大事な要素です。
その空気を楽しめるぐらいまで慣れてしまえばこちらのものなので、普段から緊張感のある環境で練習しておくのもいいですね(戦犯した人が黒歴史を語る、戦犯する度に腹筋500回など)
他には、昨年と同じであればドラム缶のような背もたれの無い椅子になります。普段椅子に座っていないような人は当日戸惑うこと間違い無しなので練習しておきましょう。
WiiU PADが有線接続されているので普段使っているものより少し重いです。少し違う感覚になるので気をつけてください。
勝ちを目指すのももちろん大事なことですが、年に1度の公式大会なので楽しむことも忘れないでおきたいですね。


最後に

長々と書いていきましたがいかがだったでしょうか。
今年は僕は参加しないので、こういう形で少しでもスプラトゥーン界に貢献できたらと思い書かせて頂きました。
この記事を読んで少しでも役に立てば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
何かあればTwitter @spl_akane までよろしくお願いします。